広告について調べてみよう
2016/11/24

前回は、記事のリライトについて解説しました。
ここまで順々に講座を進めて来た方なら、記事もアクセスもそこそこの数字が出ていると思います。そろそろ集まったアクセスを具体的な成果に変えていきたい頃ですよね。
利益を得る仕組みについての解説で触れたように、ブログの主な成果は『広告収入』であり、ブログに広告を貼らなければ、得ることができません。
今回は、どうすればブログに広告を貼れるのか、ブログに貼れる広告にはどんなものがあるのかについて解説していきます。
どうすればブログに広告を貼れるのか
ブログに広告を貼るには、広告を提供してくれるサービスに登録する必要があります。
広告を提供してくれるサービスのことをアフィリエイトサービスプロバイダと言います。略してASPです。
ASPのサイトにアクセスし、アカウントの登録を行い、サイトの情報と一緒に広告を貼らせてくださいという申請を出して、ASPの審査に合格すると、晴れてブログに広告を貼れるようになります。
ASPによって、提供している広告が異なりますし、審査がないところや、優しいところもありますので、一通り登録と申請、提供広告の確認をしておくことをおすすめします。
自分が売れそうな広告を調べよう
利益を得る仕組みでも解説したように、ブログに貼れる広告には、クリックされただけで報酬がもらえる『クリック型広告』と、商品が購入されるなどの成果が上がったときに報酬がもらえる『成果報酬型広告』の2種類があります。そして、ほとんどが『成果報酬型広告』なのです。
成果報酬型の広告は、成果を上げなければ報酬が出ないので、読んだ人に購入や資料請求などの行動を起こさせる記事を書く必要があります。一番ポピュラーなのは実際購入した商品の感想ですね。そういう記事を書くためにはまず、自分が記事を作れそうな広告を見つけなければいけません。
例えば、自分が愛用している化粧品や、昔買ってみたダイエット器具や健康器具などの広告がないか探してみましょう。ASPのサイトの検索機能で簡単に探すことができます。Amazonや楽天を使う場合は、購入履歴を見てみると記事のアイディアが湧いてくるかもしれません。
最近は、スマホアプリの広告もあるので、スマホでよく利用しているアプリがあったら、そのアプリの広告が出ていないかも調べてみましょう。アプリ系の広告は、アプリがインストールされると報酬が発生します。無料のゲームアプリなどはインストールされやすいので、ゲームアプリの感想や攻略情報を書いていくのも良いかもしれませんね。
他にも、無料の資料請求や、サンプル申し込みなどで報酬が発生する広告もあります。この手の広告は自己アフィリエイトという、自分で申込みをしても報酬が発生するタイプもあるので、申し込みをして実際に試してみた感想を記事にすることもできます。
本当にいろいろなタイプの広告があるので、機会を逃さないためにも、一通りASPと取扱い広告をチェックすることをおすすめします。
取扱いに注意の必要な広告
ASPで広告をリサーチしていると、色々貼りたい広告が出てくると思いますが、広告はなんでもかんでも自由に貼れるというわけではありません。
ASPには審査があるので、審査基準満たないサイトだと広告を貼る許可がもらえなかったりします。また、ブログ内にASPの利用規約に引っかかる記事や広告があると、審査をパスしていた広告を外されてしまったりすることもあるので、ASPに登録したら必ず利用規約を確認し、知らずに違反をしないように注意しましょう。
アダルト系の広告や、ポイントサイトの広告、お酒やたばこの広告、情報商材などは引っかかりやすいので、気を付けてくださいね。
広告料率を比較しよう
自分のブログに貼れそうな広告を見つけたら、今度は広告の料率や単価を確認してみましょう。
成果報酬型広告の報酬は、だいたい「商品購入代金の○%」や「アプリインストールで○○円」となっているのですが、これが1%の広告もあれば10%の広告もあるんですね。どうせ紹介するならたくさん報酬をもらえる広告を紹介したいので、料率や単価は気を付けてみるようにした方が良いです。
まったく同じ商品でもASP【A】では5%なのに、ASP【B】では10%になっているということもあります。より報酬額が高い広告を取得したければ、広告を貼る前に、他のASPの方が料率が高くないかどうか、ASPを一通りチェックすると良いですよ。
ちなみに、クリック型の広告の代表とも言えるGoogle Adsenseや、忍者AdMaxは、コンテンツマッチ型広告という、記事の内容に合わせた広告を自動で表示してくれるタイプの広告なので、ただ貼っておくだけでOKです。
次回はいよいよ記事に広告を貼っていくので、ASP一覧を一通りチェックして、貼りたい広告を準備しておきましょう。